JUMPing C4R 感想

JUMPing C4R、自己最高となる初動売上を記録されたとのことで、おめでとうございます!
私も発売されてからずっと聴いていて、すっかりお気に入りの1枚となっています。ツアーではどの曲やるのかなあと予想妄想する日々なんですが、とりあえず行く公演を増やしたいです。1度は見られるんでよかったなんですけど、でもウィークエンダーとかChau#とか好きな曲いっぱいやるんだろうなあと思ったらたまらなくなってきている〜。ので、目には見えないその心で探そう…チケットを…という気持ちでいます。(ma-saya大好き)譲渡とかあんまりしたことがないのでいまだに慣れなくて緊張するんですが、今回はちょっとがんばる。

以下、アルバムの感想です。(シングル曲は省いています)

  • Fantasist(Instrumental) /作曲・編曲:高橋哲也

ありふれた目覚ましの音から始まるも(スクガを思い出す)、だんだんと壮大というか荘厳というか非現実感あふれる音楽に変化していって、そう流れていくんだ!?と意外に思いました。この一曲の中で冒険が始まって戦って世界が救われるRPGが一回クリアされてる。

  • JUMPing CAR /作詞:KOMU、作曲・編曲:原一博

ごきげんでハッピーで大好き。晴れた夏の日のドライブ中に聴いたらほんとに気持ちよさそうですね。「ア チチチ 砂浜」の有岡くんの表現力とリズム感がすごい。

  • Walk /作詞:miyakei、作曲:youwhich、DAICHI、編曲:youwhich

全体的に爽やかで弾む音色なんだけど、サビのメロディだけがちょっと寂しげになるんですね。なんか外国の童謡みたいなもの悲しさ。座談会DVDで好きな曲としてこれを挙げていたのは薮で「メロディアスで、歌うのも気合いが入る」と言っていましたが、たしかに難しそう。JUMPって歌うまいんだなあとしみじみ思います。

  • SHen SHera SHen /作詞:Koudaiii、作曲:Kevin Charge、Koudaiii、編曲:Kevin Charge

気がついたら再生してる。気がついたらシェンシェラシェンゲパンダリロン。曲調も好きだけど詞も好き。「唱えちゃうよ」「幻はドロン」言い回しがいちいちかわいいんだけどなんか飄々としてて、掴みどころのない感じがJUMPに似合ってる気がします。曲だけだったらちょっと前のSMAPとか嵐っぽいんだけど、もし彼らに提供されてたらパンダリロンとは歌ってないだろうなってところがまたいい。うまく説明できないんですが、この曲でこの詞で歌うのがJUMP、になってはじめて起きてる化学反応がある気がして、そこがたまらないです。個人的にありせか、Succeedにも同枠の魅力を感じる。
「無限に合言葉唱えてみたんだ」やまちゃんの踊る声が心地よいです。

PVの「できないことが初めてできた時のうれし涙」のとき指で涙を流すしぐさしてる薮にロマンティック止まらなかった。あと最後のサビ前の「キラキラもっと光れ〜」でビートに乗ってる裕翔くんはどの歌番組でもキレキレに揺れててかっこいい。たまに変顔してるのもかわいい。発売前から映像とともに聴くことが多かったのでメンバー萌えの感想が先に出てきてしまう…。

  • 愛よ、僕を導いてゆけ /作詞・作曲:オカダユータ、編曲:石塚知生

ラテンのリズムが歌詞の情念をいっそうごうごうと燃やしていて、読めば読むほど怖いんだけど聴けば聴くほど癖になる。ダンスビートっぽいのが入っててもたつきがないとこも好き。サビがなんとなく嵐のBelieveに似てる?気が。だから縁遠いアレンジにしたのかなあとか、無駄に深読んでみたり。

  • Fever /作詞・作曲:R.P.P.、編曲:SSkHz

知念くんがお気に入りという一曲。「錦飾れ よいよいよい」をいのちゃんがコンサートでふざけてやりそうだからという理由もかわいい〜。知念くんの期待を裏切らないよういのちゃんはこの曲で存分に遊んでください!というか絶対セトリに入れてください!
初聴きした印象は「ファンキーお祭囃子」「バンドアレンジしたらKANA-BOONが歌ってそう」要するにわたしが好きなやつです。ノリノリなのにどっかいなたい曲、たまらん。
雰囲気近いのはこのへんかなあと思ったかなぶん曲。(ダイレクトマーケティング)

繰り返しや押韻の多い詞になんとなく通ずるものがあるような。いまの流行だったりもするんでしょうか。

  • Boys Don't Stop /作詞:Taka Ruscar、作曲・編曲:Tommy Clint、コーラスアレンジ:高橋哲也

これは踊ってほしいなー!Boys Don't Stop〜BOUNCE〜FOREVERのダンスメドレーっていうかTommyメドレーが見たい。
Tommy ClintさんのJUMPへの提供曲はクールで硬質なテイストのものが多い印象なんですが、調べてみるとZa ABCみたいなキラキラ明るい曲も出されてるんですね。一度JUMPにもそっち系で提供してみてほしい。

  • Dangerous /作詞:Taka Ruscar、作曲:STEVEN LEE、Andreas Stone Johansson、Fredrik Hult、Andreas Oberg、編曲:STEVEN LEE、Andreas Stone Johansson、Chorus Arrangement:岩田 雅之

1、2曲くらいしか聴いたことないんですが、なんだかアリプロジェクトを思い出しました。ありそでなかったこの感じ。やまちゃん似合いますね!

  • ヨワムシ★シューター /作詞・作曲・編曲:宮崎歩

サイダーみたいな透明感と爽快感に、この汚れきった魂もいくぶん浄化されるような気分です。2番Aメロの裕翔くんの歌声もあんまりにやさしくて柔らかいもんだから、無性に泣きたくなります。
他曲と比べてじゃっかんパンチ力に欠ける感じがあるのでツアーセトリに入るか心配なんですけど、これは会場みんなでクラップしたいよ〜。

  • Farewell /作詞:ma-saya、作曲・編曲:原一博

「目には見えないその心で探そう」という一節が胸を打つ。ma-sayaさん、memoriesでは「目には映らないもの信じ生きよう」という詞も書いてましたよね。アイドルを見ているとその感覚がなんかわかる気がします。実際目に映らなくても裕翔くんのまわりにはキラキラが瞬いてるし、裕翔くんの背中には羽根があるし、どんな夢も叶う気がするから私はma-sayaさんの詞が好きです。

  • Very Very Happy /作詞:Koudaiii、作曲:Erik Lidbom、Koudaiii、編曲:高橋哲也、ストリングスアレンジ:宮野幸子

ふだんあまりバラード曲を聴かないんですけど(ゆったりすぎると眠くなってしまう…)、JUMPのバラードは素直に心に沁みてくるものが多いのでよく聴きます。この曲も好き。薮の癖のないのびやかな声、いいですよね。

いいのか!?有岡くん!?

  • Puppy Boo /作詞:亜美、作曲:志田敏夫、編曲:船山基紀

中島「上からの…うわめせん…上から目線で女の子を…」
山田「女性を…コロコロする曲」
この曲へのうまい表現がいまひとつ見つからないJUMP愛しい。ジャジ―でほろ苦い曲調にこれでもかっていうぐらい甘やかしてくる歌詞のギャップがよいです。ホイップクリームたっぷりのコーヒーゼリーのよう。

歌割が変わってたりエフェクトが取れてたりでおもしろい〜。殺せんせー大量発生にはわろた。ひとりも判別できなかったんで、どれが誰の声なのかどなたか教えてほしい。

  • DISCO JOCKEY!! /作詞:KOMU、作曲・編曲:原一博

C&Rにペナペナいうシンセにさらっと切なメロに変わるサビにと、もう好きなものしかない…!JUMPがこんなレトロなディスコソウルをやる日が来るとは思いませんでした。でもなんなく似合ってしまうのはやっぱりみんなのリズム感のよさと、薮の声のオールマイティっぷりによるものなのかなという気がします。すんなりなじんでくる。薮ソロの「ハートは僕のもんさぁ」にやられている方をちょくちょくお見かけしますが、私も例に漏れず倒れました。

  • UNION / 有岡大貴・八乙女光・薮宏太 /作詞:有岡大貴、八乙女光、薮宏太、作曲:Andreas Ohrn、Chris Wahle、MiNE、編曲:Andreas Ohrn、Chris Wahl

伝えたいことがたくさんって感じの光のラップと、あえて隙間を入れて遊ぶ有岡くんのラップとの違いがおもしろいです。作る人でぜんぜん変わってくるんですね。
ところでPVの設定ってなにか元ネタあるんですかね?自分では思い出せないんですけど、画面の荒い感じとかなんだろう、なんかっぽいんだよな〜。

  • ペットショップラブモーション / 知念侑李・中島裕翔・郄木雄也・伊野尾慧 /作詞:Vandrythem、作曲:Simön Janlöv、Pessi Levanto、DAICHI、編曲:Simön Janlöv

かわいくないわけが ない (萌えをこらえすぎて般若顔)

男性が歌うかわいいテクノって君に、胸キュンしか知らなかったんですが、新たにこちらも加えさせていただきました。裕翔くんがいつもより声を高くしたり鼻にかかった歌い方をしたりと、役作り(?)に余念がない姿勢を見せていてプロすぎる。いのちゃんの「きっと直すなり〜(riじゃなくてli)」もあざとかわいい。

  • 3月14日〜時計 / 山田涼介・岡本圭人 /作詞:山田涼介、作曲:Takuya Harada、川口進、編曲:川口進

自作のラブソングを披露するジャニーズは少なくありませんが、そのなかでも失恋系じゃないのにこんなにも一途さというか、重量感を出してくる山さんの愛情深さとは…。うっかり「時計 プレゼント 意味」で検索したら「相手を繋ぎ止めたい、離さないの意」というような答えを見つけてしまい、震えています。
ちなみにニノミさんの詞は重いというより、湿度が高いんだと思っている。

一度やまちゃんにはかわいいメーター振り切ったアイドルソングをひとりorユニットで歌ってみてほしかったりもする(今回のペットショップ〜とか、潤くんのYabai Yabai Yabaiみたいな)