終わらない青春の終わり

今年はひさしぶりに連休がありつつ、地元には帰省しない年末なので、今住んでいるところの大掃除をがんばっています。
あらかた区切りがついて落ち着いてきたのでダイアリに現れましたが、それにしても物が!多い!部屋の広さに対して詰め込んでいる欲望の量が見合ってないなっていうのを痛感しています。部屋の状態は心のあらわれとも言うし、脳内キャパ的にもいろいろ超えてるってことなのかもしれません。無欲に、っていうのは絶対無理なんですが笑、来年はもう少し欲をコントロールして生きられるようになりたいです。

ジャニオタ的断捨離としては、ビデオテープの内容をHDDやBDに落とす作業を始めました。
Mステ2回分が入っているテープのタワーがどんどこ高くなっていく横で、1台のレコーダーが嵐が出ているところだけをさくさく切り取ってくれ、保存していってくれてます。すごい時代になったな〜。
PIKA☆NCHIのころの相葉さんを見返しているとき、今のトリオと同じ歳なんだって気づいて震えました。どっちが幼いとか大人だっていうわけではないんですけど、見え方って全然違うんですね。今の私よりはるかに年下のはずなんですけど、かっこいい…悪くないのにチャラい…ときめく…。そしてこの時期ぐらいから5人が作りだしていく、青春はいちどだけ、なのにそれがずっと続いていくかのような独特の空気感は今見てもぎゅっと心を掴まれます。
私はそれが失われる日が来るのが怖くて、嫌だなあとずっと思っていました。
前進あるのみ!で変わっていく嵐が好きなはずだったのに、いつからか変わってないところを見つけたときのほうが喜ぶようになってしまっていたりして、今の嵐に失礼だよなあ…と思いつつもやめられませんでした。

このあいだのLOVEコン感想でも少し書いたんですけど、そんな中「愛を歌おう」を歌う5人を見て、大きなテーマがすっかり似合うグループになっていたことにふっと気づかされました。
そしてもうひとつ、「Rock Tonight」のパフォーマンスを見たときに「ああ、嵐の青春は終わったんだなあ」という感覚が全身に染みていくのがわかりました。突き詰めるとこれは嵐じゃなくて私のなんだと思うんですけど。
決してコンサートが楽しくなかったとか、この曲が嵐に合っていないとかいうわけではないんです。むしろやっぱり嵐好きだー!って幸せに感じて帰ってきたし、「Rock Tonight」も疾走感や、それこそ青春を感じるような爽やかさがあって、お気に入りの一曲です。
ただ、これは個人的な超解釈でしかないんですが、「Rock Tonight」は嵐が嵐の「いま」を歌うものではなく、今まさにリアル青春を送っている10代、20代への応援歌のように思えました。この曲のときスクリーンやモニターに映し出されていた映像は彼らの若いころの姿ばかりで、すごく懐かしかったし、その空間にとても似合っていた。これはもしかして、かつて自分を通りすぎていった時代に「何があったって 今が最高って 言えたら それでいいんじゃない?」と笑顔で背中を押してあげられる人たちになったってことなのかなあと思ったら、今の今まで溜まっていたものが溶けるように、気持ちが楽になれたんです。(時系列のおかしい文章ですがDon't think,feelでお願いします…)
青春が終わっても嵐は終わることないんだなーって、言葉で書くとすごく単純なことなんですけど、それをちゃんと感じられたのは私にとってすごく大きなことでした。
ということで、だいぶ時間がかかったけど、終わりも始まりもやっとかいろんなことを受け入れられたような気がします。
嵐ありがとう。JUMPもありがとう。(ここに至るまでにはJUMPという新世代に目を向けるようになったことも大いに影響あると思う)

今日の紅白、カウコンも、明日のしやがれも楽しみです。早く水着ギャルに囲まれる相葉さんの全貌が見たいです。
それではみなさま、よいお年を〜。